相棒シーズン19最終回
この前、録画してた最終回をようやく見ることができました。面白かった。その一言ですね。内容には触れません。是非ご覧になってください。
今回のシーズンも、現代の問題をベースに作られていました。やはりネットですよね。あと子供がよく出てきたような気がします。それと、人間同士の関係の希薄さというか、簡単につながることができ、簡単に離れられるからこその利点と欠点が見られたように思います。全体を通して、今の時代に警鐘を鳴らしている側面もあるのかなと思いました。フィクションなんだけど現実にかなり近づけてます。というか、フィクションだからこそあそこまで描けるんですよね。実際に起こったことをあんな裏側まで見れないですから、そこがいいと思います。一続きのストーリーとして、表だけでなく裏も見ることができるのが大事なんだと思います。もちろん、これは多くのフィクションでいえることなんですけど。相棒は何年も続いていて、いつものメンバーが、現代の社会問題に挑んでいる姿が、かっこよく見え、入り込めるかなと思います。そういう意味でも、相棒の良さってキャストの影響が大きいと思いました。
冠城(反町)さんいいですよね。すごくしっくりくる相棒だと思います。歴代の相棒たちもいいですが、しっくり感では一番なのかなと思います。主役の杉下（水谷）さんがいいんですよね。怖いくらいに徹底した正義が悪を見破り、事件を解決する。痛快です。犯人の先回りをするのがかっこよくて、面白いです。
ちょっと話が変わりますが、昔の相棒と比較して思うのは、昔のパソコン大きかったなあということです。今は持ち運べますからね。パソコンを使うサイバーセキュリティ対策本部が大活躍でした。時代が移り変わっているのを感じました。昔は米沢さんがいた鑑識課がよく助けてくれていました。なつかしいです。
今回のシーズンで一番嬉しかったのは、内村刑事部長がキャラ変してくれたことです。正直言って苦手でしたが、今は理想の上司です。あんな上司いてほしいです。というより、もともとああいうキャラの方があってたんだと思います。また次の作品が楽しみになりました。
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